2013年1月30日、文化服装学院にて、文部科学省推進 " グローバルファッションリーダー養成ゼミ" で講師をさせていただいた。
2部構成で行われたセミナーの1部は、私自身が生活していた New York での仕事を通して学んだ経験談、そして、New York のデザイナーブランドのデザインチームの仕事の様子を、実際の画像を見ながら、分かり易くシンプルに共有し、New York のアパレル・シーンを感じながら、楽しい授業ができた。
高品質で高感度の製品を生産する日本だが、プレゼンテーションの手法は、日本人が苦手とするところであり、これからグローバルで戦う為には、大変重要な要素で、訓練し、確実に磨いていかなければならない大切な事である。New York Design Studioの実際のプレゼン資料を参考にしながら、多くを学ぶ事ができ、ほんの少しでもヒントになれば嬉しい。
次のステップとしては、ワークショップ 形式の授業で、テーマに基づいた実際のコンセプト立案、プレゼン資料作成作業、そして発表までを (できれば)英語で行うなんていった授業をやりたいな。好きな事、興味のある事を楽しい環境でやれば、英語(語学)もコミュニケーションのツールとして自然と身に付いていくのではないかと強く思う。こういった実践的な授業をやってみたい。
2部は、このゼミのオーガナイザー / シナジープランニング代表取締役の坂口昌章氏との対談。
日本人の繊細なこだわりが世界で評価されていること、New York Brand を立ち上げた時の商品開発においてのこだわり、New York にショップをオープンした時の繊細なこだわりを画像と共に楽しく対談させていただいた。
そして、学生からの多くの熱い質問は、世界で戦う為の情熱を感じ、大変嬉しかった。
自国に誇りを持ち、繊細な感性と思いやりの心、そして覚悟と勇気を持って、本当の国際人として、世界で戦っていきたい。