16年間の New York での生活。New York のデザイナーズブランドでのデザインスタジオで、メンズデザインに関わり、社内ミーティングやプレゼンにおいて、自分自身が考える意見を伝える事の大切さを学び、今でも実施している。
この世に正論などなく、ただ自分自身の心の声に正直な答えを確実に出して伝える事。そして、各自が
持つ意見を理論的にぶつけ合い、ビジネスを成功に導くためのクリエイティブな視点で理論を交わす。 .......そこは、ある意味野生のジャングルである。
意見を言わない者は、考えや戦略がない者として、次のミーティングには姿を消す。会社からも姿を消していくといった厳しい世界がNew Yorkである。そして、それが Global Standard だと私は思う。
帰国後、日本の会社との仕事において、上記した考えとはまるで異なる現実に遭遇し、その企業のDomesticな思考や将来展望に疑問を感じてしまった。
ミーティングの数の多さとミーティング中の意見の少なさ。そして、結論があやふやなまま終了するミーティング。 責任を取る人間がいないのだ。
見ざる、言わざる、聞かざる。
意見を述べる人間が消され、何も言わない人間が生き残るといった経験をした。
マーティン ルーサー キング ジュニア 牧師 も次の様に述べています。
" 最大の悲劇は、悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である。沈黙は暴力の陰に隠れた同罪者である。”
見ざる、言わざる、聞かざるでは、Blobal 世界では通用しない。 自分自身の心の声を聞き、理論的に伝えていく姿勢は絶対に曲げないつもりです。